Kライフ研究所 他の法令


野焼きについて、ホームベースの最寄りの消防署へも行ってみたので記録しておきたい。

小屋暮らし研究所 野焼き


光ベース予定地の消防署へ行った結果が良かったので、ホームベース所管の消防署へも行ってみた。

ホームベースは町外れの端の端、南隣と西隣は隣町という場所にあったのだが、平成の大合併によって誕生した新たな町のど真ん中に位置することになった。
もちろん、位置がど真ん中であっても市街地のど真ん中ではなく、集落のはずれで生活に変化は無いのだが、たまたま警察署・消防署は南数百メートルの位置にあり、間は田んぼで途中に視界を遮るものは何も無い状況である。

そのために、これまでは剪定した枝や葉は処理をしてごみ処理場に持ち込んでいたのだが、枝や葉の量が多くて処理が追いつかず、敷地内にどんどん溜まってしまっていたのだ。
敷地内での焼却が可能になるのならば、敷地内で枝や葉の焼却できるのならば、はるかに作業が楽になって処理が追いつくことが出来る。
さらに二の足を踏んでいたのだが、敷地内にある数本の木を切り倒す予定が実行に移せる。
自身が身体を自由に動かせる健康寿命は、多分、あと10年ほどでしかないだろうと思われるから。

先の消防署とは異なり、この消防署では届け出の書類があるとのことなので書類を貰おうと思いながらさらに話を聴いてみると、届出の前に、先に役所の環境課で許可をもらう必要があるのだと言う。
その許可が前提であり、それに基づいて届け出の書類を提出するのだと言うではないか。
消防署は歩いてもすぐの距離だが役所は車で行くしか無いため、今日は諦めた。

以前、環境課にいる知り合いと話をした際に「うちの町では剪定枝の焼却は許可にならない」と聞いた記憶があるので、環境課での許可は困難なのではないかと思われる。

役所へ行く機会があれば確認してみるつもりだが、焼却計画に狂いが生じる。


現時点で、まだ市役所に行ってはいないが敷地内の伐採した枝葉は満杯状態で、新たな伐採が出来なくなっている。
これから気温が上昇して、数は少ないが周辺の家家が窓を開けて風を入れるようになると、ますます野焼きは困難になるし、私自身も熱くて野焼きを行うことに拒否感が出てくる。
と言う訳で、今年の冬まで待つことになるだろうと思う。


その後、時間を作って行ってみました、環境課。
結論から言うと、いくら話しても聞いても埒が明かず、消防署に出す書類の入手という目的は果たせなかった。
ただ、許可は出せないが、ひっそりと燃やす分には黙認することになるが、クレームが無い範囲でお願いしたい。
また、クレームがあれば即アウトで、以降は2度と燃やすことは出来ないとうことだった。

原則論ばかりで、最寄りの消防署でのやり取りや、光ベースの件で行った最寄りの消防署での話をしても、肝心の部分なると「ん~」と黙り込む。
「ホームページでも広報でも野焼きは出来ないと言っているので、お願いします」と言うばかり。
堂堂巡りで、光ベースの最寄りの消防署の様なやり取りを記録することさえできない。

「法には例外が書かれてあるでしょ」と言うと、「落ち葉焚きやキャンプファイヤーなどですね」と言ので、「落ち葉なら袋に入れられるので処理場に持ってゆけるけど、剪定枝は細くて軽いが軽乗用車では何度も行き来しないと運べないので燃やしたい」というと、「ん~」と唸るだけ。
「そもそも剪定枝を燃やすのは落ち葉焚き以上キャンプファイヤー未満で、炎は上げないレベル」というと、「キャンプファイヤーはレクリエイションだから」と言う。
そこで「レクリエイションで炎を上げて良くて、生活に支障をきたすために剪定した枝を燃やすのがダメな理由は」と問うと、「ん~」で黙り込む。
そして、「処理場に持ち込めなければ、お金はかかりますが業者に頼んでもらって・・・」だそうだ。

こんなやり取り延々続いて、小さな声で最初に記載した結論に達した。
当然のことながら、これはストーブの使用についても同様であり、法で規制されていないから出来るのかと言うと、運用で規制されているので許可を求めても許可にはならず、黙認状態で使用して、クレームで即アウトになるということ。

今回は無かったが、酷い時には内規と言い出す場合もある。
「その内規を見せろ」と言うと、「内規ですから」と逃げる。
私は60余年の人生の中で、「内規ですから」と逃げられた経験が2度ある。