Kライフ研究所 下下老人


自業自得と言われてしまえばそれだけのことではありますが、故あって下流老人と発します。

下流老人の下下老人(Kakalote)です


食うや食わずの自営業を営み、細細とかつ途切れ途切れに払い続けた国民年金が溜まりに溜まり、ふと気がつけばすでに老齢基礎年金の受給年齢に手が届こうとしている。
還暦になる3月程前に請求手続きのための書類が届き、溜まりに溜まったはずの年金受給額を知って愕然とし、絶句するというお粗末ぶりを露呈す。
何と、平成27年の基礎年金の受給額は40年480ヶ月間納付の満額が月額6万5千8円。

自営以前に数年間の厚生年金期間があり、61歳から微微たる「特別支給の老齢厚生年金」を受給している。
ちなみに私の生まれ年から、4月以降生まれの「特別支給の老齢厚生年金」の受給開始年齢が61歳に引き上げられており、微微たる額だからこそ損した感が否めない。
全額免除でも半額を納付したことになる仕組みも知らず、払えない時には払わず捨て置いた。
幸いに60歳以降は任意加入で基本的に65歳まで納付出来ることを知り、付加金を合わせて納付することで満額より1万円足らずだが増額できることを知って、それを実行した。

それにしても、40年間の納付期間に5年間の任意加入を加えたところで、生活保護費に遠く及ばない老齢年金の現実とは一体どうしたことなのだろうかと思い、もし皆が国民年金を払わずに生活保護費を受給した場合、この国は成り立つのかと素朴に思ったりもする。


南関東は千葉県九十九里沿岸のやや北部に位置する横芝光町に30坪の土地を有し、30年来の小屋造りのノウハウを集大成して小屋を建築すべく計画中である。
現時点は建築確認申請が終了しているが、土地の整備が間に合っていない状況。

子供のころから器用貧乏と言われ続け、自分でも完全にそれを自覚しているが、それは貧乏に耐えられる様に授けられた天賦の才なのだと、自分では理解をしている。
これまでにオフグリッド型太陽光発電や畑、果樹作りでノウハウを蓄積してしており、また、食生活や生活全般についても数年前から快適な下流老人的小屋暮らしをシミュレートしているため、大きな病を得ない限りにおいて不安は全く感じていない。

「正しい知識と道具さえあれば、自分には何でも出来る」との信念を持っており、従って、「ぶっつけ仕事」や「おっつけ仕事」は好まず、事前に十分な計画を練ることを由とする。

ちなみに「下下老人」を、語呂で「カカロット」と読む(呼ぶ)のは差し支えありません。